7.腐っても『銀座』は、うれしいの巻
初めて銀座にワンルーム物件が出た。
とうとう俺も小さくても銀座に不動産を持てるかもと、スキップしながら見に行ったら、こけた。
なんでも、物件の名前が銀座と言っても名ばかりで、住所が銀座でない物件がたくさんあるんだそうだ。
しかーし、この物件「ジュエル銀座」(銀座しか許されないマンション名だね)は本物。築地に近いし、東銀座が最寄り駅だが、住所は「銀座7丁目」だ。
6F、17平米、旧耐震の昭和築、1070万円也。洗濯機置けない。大家泣かせの電気温水器。
ところで『銀座は変わった』と思う。たまに歩いても『元銀座』という感覚になってしまう。きっと、バブルの頃の銀座を少し知ってるからだと思う。高級ブランドでない店がたくさん出店してるからかなあ。
と言いながら、その高級ブランドでない店で、3年ほど前にタキシードを買ったのも事実。しっかり恩恵をこうむっているのだから、なにも言えた義理じゃあない。
さて、昭和レトロだ。このきっちゃ店をご存知だろうか?
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13002648/
日比谷線東銀座駅の歌舞伎座方面じゃなく、築地方面の改札を出たらすぐ右に回って、外に出る階段を登らず、ビルに入って行くところにある。
思い出すのだが、昭和の頃は、このようなカウンターだけの小さな珈琲屋が幾つもあったよなあと思い出す。漂う空気が柔らかいね。
◆今回歩いた場所
中央区銀座5丁目、6丁目、7丁目、8丁目。
追伸:
この物件、買いを入れたがまったく買えなかった。
200年は来ないと言われたバブルが、小さくても来るんだろうか。