自分でやる不動産移転登記の注意点
今日は、自身も初となる中級篇不動産賃貸法です。
何故中級編なのかは、競合の関係上書けません(すいません)が、
この方式が成功したらそのうち書こうと思います。
さあ、はじまり、はじまり。
「新狭山駅」が最寄り駅の1Rマンションと聞いて、きょとんとした。
上京して35年。狭山って聞いたことあるけど、どこだか知らなかったからだ。
調べたら、西武線の所沢のもっと先だと分かった。。。
言っておくが昔、西武池袋線にも西武新宿線沿いにも住んだことはあるんです。
久々の高利回り物件で、東京の物件とは思えない価格だっとこともあり
(まるで地方都市の値段)、初めて現地を見ないで買ったマンションとなった。
同じマンションシリーズを持っているので、想像がついたからでもある。
さて。
いつの頃からか、買った物件の所有権移転登記は自分で行うようになった。
今日も、引き渡しを受け、いつもの通りその足で、今回は「航空公園駅」
から延々歩く法務局に行き、自分で所有権移転登記申請を行おうとした。
ところが、公道に負担した土地分には登録免許税が掛からないと思ってたら、
固定資産税等は掛からないが、登録免許税は掛かるんだそうだ。納得いかぬが。
それでも、申請前に係員に’相談’し、発覚して訂正できたからよかった。
さもないと、呼び出されて後日また航空公園駅法務局に行く必要があったのだ。
捨て印にて、加筆修正し申請。とはいえ、呼び出しがないことを祈る。遠いのだ。
本題。
「狭山市駅」に初めて降り立った。
目を疑ったが、駅前には、あまりにも極端に商業施設が集中していた。
今回の物件は徒歩12分と遠い。関東の大環状線=国道16号線沿いにある。
iPADのグーグルマップを出して徒歩ルートを確認し、一応元気よく歩き出した。
駅から1分も歩いてないのに、無い!道沿いに何も店がなくなった。
結局、延々と歩くもコンビニ一軒もないうちに物件へ。
上空には、航空自衛隊の輸送機が5-10分おきに飛ぶ騒音に加えて、
国道16号線の騒音。。。オートロックもない。
今回は賃貸者付のオーナーチェンジで買った。
雨がそぼふる夕方薄暗い17時頃。人気のない廊下に佇んで、ふと考えた。
いったいどんな事情の人がここに住んでいるんだろう???
確かに家賃は、板橋区の半分だが・・・。
NHKの「ドキュメント72時間」をご存じだろうか。
この番組で「国道16号線」の回があったのを覚えていた。
頭の中であの番組に出ていた人を重ね合わせたりして、
Good Luck ! そう緑色のドアにつぶやいて後にした。
もしだよ、例えば新宿の安い給与の零細企業に勤める会社員の男が、
家賃が安いからという理由だけで、毎日1時間以上かかる通勤を
ここからしてるとしたら、もうGood luck !と声を掛けたくなるよねえ!
狭山市駅から、な~にも無い徒歩12分のこの物件。
東京都だと思ってたら、ここは埼玉県でした。。。
というわけで、図らずも、初めての埼玉県物件となったわけです。
埼玉県、これからよろしくです!
★今日のまとめ
・所有権移転登記を自分で行う場合は、法務局現地での2時間程度の修正作業も考慮 し、できれば引き渡しは午前中とし、時間に余裕を持って登記所に行くようにしましょう。
・いきなり申請せず、法務局内にある相談窓口で提出書類を見せてから申請しましょう。とくに道路負担がある場合は要注意です。
・必ず現地での修正はあると思い、書類への捨て印は必ずもらっておきましょう。
・不動産登記はとても重要な作業です。自分で全責任を取っても経費を浮かせたい、あるいは仕組みを学びたい方以外は、司法書士に依頼されることを心から勧めます。